目次
水槽が増えてくると、ヒーターの数や電気代も気になりますね。
自己流の簡易温室の作り方を上げておきます。ただ、隙間だらけのなんちゃって温室ですので、完璧を求める方はご遠慮下さい。
※作成は自己責任でお願いします。
簡易温室のメリット・デメリット
我が家には水槽が20以上ありますが、数が増えてくると一番気になるのは電気代です。ヒーターってかなり電力食うので、すべての水槽に設置すると電気代が一万円超えてしまいます。
同様にエアコンで水槽部屋全体を暖める方法もかなり電気代がかかります。
私の地域は寒いときで-15℃位になりますが、1ヶ月間エアコンつけっぱなしにしたら電気代が1万3千円位上がって驚きました。
それで、失敗記事にも書きましたがオーバーフローマンションを自作するにいたったわけです。
結論は関連記事を御覧ください。
卵生メダカ飼育の落とし穴!初心者がやりがちな失敗!!
簡易温室のメリット・デメリットをまとめると
良い点 | 悪い点 |
・ヒーターが少なくてすむ。 (電気代が安くなる) ・空いたスペースに稚魚プラケや卵、活餌をおける | ・材料が高い。 ・きれいに作るのが難しい。 |
こんな感じで、とにかくメリットが大きいです。
特に飼育種が増えてくると卵や稚魚の管理場所に困るので余剰スペースはいくらあっても足りない位です。
ベテランの方の中には、上手く採卵して夏だけ、冬だけ飼育をする方もいらっしゃるようですが、卵は早く孵化するものもありますので、普通に飼うとどうしても冬にも漬けることになります。
おすすめの材料
とりあえず発泡系の何かです。
ホームセンターに行くと色々な種類が、色々な厚さで売っており特に違いはないと思います。
私が使用したのはスタイロフォーム 5センチ厚です。
結構高いので始めは3センチで作成しましたが、冬場に温度が下がりすぎるので後から発泡スチロール板で補強するはめになりました。
最低でも5センチ厚は必要だと思います。
切断はホームセンターでお願いすれば、数十円でしてもらえるのでしてもらいました。ただ、最大で1センチ程度のズレが発生します。覚悟の上依頼しましょう。
それから、少しでも保温効果を高めたくて内側にレジャーシートを貼りましたが、これはなくてもいいと思います。
温室づくり
我が家の温室は、90×45×180のメタルラックをスタイロフォームで囲ったものです。
この大きさなら、一つの棚に30センチ水槽が4つピッタリおけます。
メタルラックは錆止め加工したものがおすすめです。
隙間はコーキング材で埋めましたが、丈夫に隙間が出来て苦労しました。重ねて方はこんな感じです。背面のみそのまま使用しています。
底面は始めはあったのですが、メタラック足と干渉するのと、底面下にカビが大繁殖するので取り外しました。保温効果に影響はないように思います。
一番苦労したのは扉づくりです。
ギリギリで作ると床面と鑑賞して閉まらないので、最終的に下側を短くして、両サイドに細木をコーキング材でひっつけました。
黄色部分が隙間です。
次に上から見た図です。赤色は100均一の隙間テープ。茶色は細木です。蝶番で固定しました。
必要な機器
次に温室にするために必要な機器ですが、専用のものではなく、使えそうなものを使用していますので、自己責任でお願いします。
サーモスタット
一番安全なのは爬虫類用に市販されているものだと思いますが、私は熱帯魚用のものが余っていたのでそれを使いました。一応問題なく使えています。
ヒーター
これも悩みましたが、小部屋用の足元ヒーターに落ち着きました。
温度計
事故防止のために最高、最低温度記録機能付きのものがおすすめです。
注意点
最後に注意点ですが、メタルラックを組む時の棚の位置は広めに取ったほうが、水換えがしやすいです。あとは上部か、下部に卵保管用発泡スチロール箱を置くためのスペースを取れば完璧です。
あと、私は蛍光ライトをメタルラックの棚に固定しています。ライトからの発熱もかなりありますので、合わせて保温できていると思われます。発熱しないライトを使用予定の方は注意して下さい。
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