ワイルドベタのために始めてピート水を作ったら、あまりの大変さに驚きました。
ピート水とは?
ピートモスから抽出した水のことです。ブラックウォーターとか呼ばれるものでフミン酸等の影響で弱酸性の水になります。その他の効果としては軟水、抗菌、殺菌の効果があるようです。
確かにピート水の水槽では、残った冷凍赤虫がカビません。
ノソブランキウス属は濁ったアルカリ性の水に住む種類が多いので、そこまで気にする必要はありませんがアフィオセミオンの一部では必須みたいです。
ピート水の作り方
作り方は、水にピートモスを漬けておくだけです。
徐々に成分が染み出していき茶色いピート水が出来ます。
「ピートモス」は植物や水苔が堆積したもので、ホームセンターにも売っています。ただ、添加物が入っているものもあるので気を付けて下さい。
今回はワイルドベタの導入に伴い、緊急に必要になったので煮汁を使います。
必要なピートモスの量は?
実はpH6の薄いピート水を用意していたのですが、届いたワイルドベタの水質がpH3.7だったので、急遽pH4を目指してピート水を作っていきます。
成人男性の一握りを1グワシ(画像の量)として、4グワシくらいを煮ていきます。
鍋は2ℓくらいの小鍋。
真っ茶色の液体が出来ます。
なんか香ばしい臭いがしますし、アクが出ていますがそのまま使います。
※初めは洗ってから使いましたが、それだとpHが全然下がりません。
ちなみにこの状態のpHは4.5です。
4グワシのピートモス➡1.5リットルのpH4.5の真っ茶色の液体(TDS145)
30センチ水槽の水量は10リットル、ジャンプ対策に半分の5リットル使うとして、水槽一つ分に12グワシ以上のピートモスが必要な計算に。
これは一般家庭で、ピートモスから低pHのピート水を作るのは無理では?
予定ではこの液を薄めて使う予定でしたが、原液ですらpH4.5…
仕方なく飼育水と混ぜて、pH5.5で妥協することにしました。
※ショップの水質は薄い茶色、pH3.7、TDS1898だったので、添加剤で下げていると思われます。ワイルドベタはとても元気だったので、TDSは特に気にしなくてもよさそう。
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