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Nothobranchius rachovii KNP

まっさん
まっさん

ラコビーのブラックタイプですね。
今はピエナアリ(pienaari )という名前になったみたいです。

飼育難易度:★★★★☆

繁殖難易度:★★★★★

現地の水質

流石に現地の水質はわからないので、海外サイトからそのまま転記させてもらいます。

水のパラメータ
水温:24~30度
pH:6.1~7.4

引用元:wildnothos

特徴

ラコビーのブラックタイプで、採取当時は青発色の強いロケ、休眠期間が長いロケとして有名でした。写真の子は後述の理由で、青発色が弱いですが強い個体は全体的に青く発色し綺麗でした。

飼育の感想等

休眠期間は10カ月~18か月くらいで、だいたい12カ月で孵化してきます。累代とともに休眠期間が短くなるかと思ったら全然なりませんでした。

卵はやや小さめですが、稚魚はブラインシュリンプを食べられます。我が家では通常の飼育で問題なく飼育できていました。ただ、累代に際して大きな問題が2つ。

一つ目は腫瘍です。採取から早い時期に導入出来ましたが、とにかく腫瘍に悩まされました。オスが発色しだすあたりで腫瘍が出てくる個体が非常に多く、綺麗な発色をしている個体でも隔離せざるを得ない場合が多いです。

もう一つは、体形のバラつきです。平行四辺形みたいな子や、寸詰まりみたいな子が出てきます。この辺りは導入前にどのような親を使っていたかもあるのでしょうが、体形のきれいな個体が少ないです。

でどうなったかというと、写真の個体は我が家にきてF2の個体の中で比較的綺麗だった個体ですが、既に青い発色が失われつつあるのがわかると思います。F1では写真検索に出てくるような青い個体が多かったですが、とにかく腫瘍の個体と体形のおかしい個体を外していたら、青い発色のあまりない地味なラコビーが誕生してしまいました。現在はもう写真にとれるような子はいません。

参考写真

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