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独断と偏見により卵生メダカ飼育にお勧めの水草を4位まで選んでみました。異論は認めます。
※あくまで個人の感想です。
卵メの水草に求められるもの
卵生メダカって何?って方はこちらの記事をどうぞ
卵生メダカのすすめ ~育て方~つまり
- 低床なし
- pH:弱酸性~弱アルカリ性
- 温度:21~28度
- 光量:少ない
上記環境で枯れずに成長し、加えて、魚の隠れ家になることが求められるのです。まぁ、低床なしの時点でほとんどの水草に出番はないわけですけれども…
早速順位形式で発表していきます。
第4位 オオサンショウモ
第4位は浮き草界から順位入りのオオサンショウモです。
写真は屋外に放置していたので大型化していますが、室内で飼うともう少し小さいかわいらしい感じになります。私が一番気に入っている点は根が長くなりすぎない点です。アマゾンフロッグピットもいっぱい増えて、栄養を吸収してくれますが、長い根が掃除の邪魔&溶けた根が水質を悪化させるという欠点があります。成魚水槽に浮き草が必要かといわれると、そうでもない気がしますが、稚魚プラケにはあると良いと思います。
第3位 ウィローモス
第3位は、なんでも出来る万能水草ウィローモスです。
ただ、出番は稚魚プラケ限定です。成魚水槽に入れる場合は底に沈まないようにしておかないと産卵してしまいます。草色が濃いのでよい隠れ家になりますし、ブラインシュリンプを塩抜きせずに給餌するズボラな方の強い味方です。
第2位 アヌビアス・ナナ
第2位はアヌビアス・ナナです。
種類は特にこだわりはないですが、草体や価格を考えるとナナが一番手ごろかと思います。私は流木か木炭に巻き付けて、成魚水槽に入れています。良い隠れ家になりますし、メダカとの相性というか雰囲気がいい感じになります。水草水槽的な自然な感じで。原産地がアフリカですから以外に現地の雰囲気に近い感じかもしれません。
低光量でも育ちますし、賛否あると思いますが成長が遅いので手間がかかりません。マイナス点はコケが生えやすいことと、プラナリア憎しと直接塩を投入し、葉の上に塩が残ると葉が溶けてしまうことでしょうか?塩を直接投入しないよう注意してください。
第1位 ミクロソリウム・セミナロー
第1位はミクロソリウム・セミナローです。
ミクロソリウムは葉が大きすぎて邪魔ですし、本ナローは小さすぎるのでセミナローがお勧めです。使い方としてはナナと同じで、流木等に巻いて沈めています。低光量でもよく育ち、年に2回は株分けしないと水槽に根付いてしまいます。私のように全ての水槽を水草で埋めたい方にはお勧めの水草で、増えた株を別の流木に巻き付ければ無限に増やせます。成長が速いためコケも出ませんし、古くなった葉が茶色くなるので水替えの時に引っ張ったら簡単に抜けて処分できます。また、葉が適度に柔らかいので、ナナと違い水替え時に水面から葉が出てしまうということがありません。
悪い点としては、シダ病が発生すると葉が黒くなり溶けてしまいますが、丸刈りしておけば半年で元に戻ります。また、年に2回株分けしてやれば、そんなに発生しないと思います。我が家ではシダ病にはずっと発生していません。
番外編 二テラ、マツモ、ウォータースプライト
番外編では、よくお勧めされているけれど、私はうまく使えなかった水草の紹介です。
個別に説明しますが、二テラは水替えの邪魔、マツモは塩を入れると溶ける、ウォータースプライトは高光量・富栄養でないと消える。以上です。
※あくまで個人的感想です。
唯一二テラが稚魚プラケで活躍の可能性がありますが、天下のウィローモスにはかなうはずもなく…向こうは草色が濃いので隠れ家になりますしね。
最後に
お勧めの水草をまとめてみましたがいかがだったでしょうか?
卵生メダカは水草なしで飼育されている方も多いですし、それでも問題なく飼育できる種類です。なんならスポンジフィルターが隠れ家になってますし。
ただ、私は緑と魚の対比が好きなので、どの水槽にも増えすぎたミクロを入れています。悩みは、水系がナナとミクロの2種類しかない点。低光量で育ち、塩にも強い、いい水草があったら教えてください。
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