目次
こんにちは。
卵生メダカ飼育で使ってみてよかったものを紹介しています。
必要なもの
水槽
適した大きさは10リットルのS水槽
水槽と書きましたが、容器なら何でも良いです。私は夏は水槽部屋の窓際に、オオクワガタ飼育で使っていた容量15リットルのコンテナボックスを並べて、余剰魚をそこで飼育しています。
※日本メダカのように、夏場屋外で睡蓮鉢飼育も出来ますが、人が通るたびに飛び出して干物になるので、蓋をしたり水量を調整したりする必要があります。
ただ、観賞目的ですとやはり水槽が必要。そして、おすすめのサイズは10リットルのS水槽です。
理由は魚の安否確認がしやすく、水替えが楽だからです。
我が家にはM、L水槽がありますが、水量が多いので、水替えが結構面倒です。
水量が多い方が、水質の変化が緩やかでいいんじゃないかと思われるかもしれませんが、10リットルあれば十分だと思います。
というのも、以前フィルターが止まり、翌日気づいた時には水が白濁し、腐敗臭がしていましたがメダカは元気でした。すぐに半量水替えしたら翌日には透明な水に戻り、メダカも変わらず餌を食べていました。
この辺りは、現地の水たまりという水質が変化しやすい環境に適応しているため強いのだと思います。ゆっくりな水質の悪化にはかなり強い種類です。注意するのは、水替えや水槽移動で急な水質の変化をさけることだけです。S水槽でも、時間を置いた水替えをすればトラブルになることはありません。
水槽選びの失敗
では、どのS水槽を買うかですが、各メーカーが金魚水槽やメダカ水槽名目で同じサイズの水槽を出していますから、よく考えて同じタイプのものを買うべきです。
私は、通販で買うと送料が気になるので、近く(片道50キロ)のホームセンターで安売りの金魚S水槽を購入していました。
ホームセンターによって品揃えが違ったりするんですが、特に何も考えずに買い物のついでに少しずつ増やしていました。
しかし、これが大きな間違いでした。
現在の我が家の水槽の様子
メタルラックに水槽を並べているのですが、高さと蓋がバラバラで見た目が良くないです。
部屋に一つだけ水槽を置いて、1種類だけを飼育するなら気にする必要はありませんが、私のように色々な種類を増やしてみたいと思うと、水槽が少しずつ増えていくので初めから統一しておきましょう。
各メーカーS水槽のメリット・デメリット
最近の水槽や、フチなしのインテリア水槽は使ったことがないので、使用したことがあるもの限定で良い点、悪い点をまとめると、
シリーズ | 良い点 | 悪い点 |
---|---|---|
水作 NEW きんぎょファミリーS | なし | 蓋がペラペラすぎ |
テトラ ラクラクお手入れ 金魚セット S | なし | 蓋がペラペラすぎ・隙間多すぎ |
ニッソー カラースリー S | なし | 蓋がペラペラすぎ・隙間多すぎ |
kotobuki トリプル S | なし | 蓋がペラペラすぎ |
GEX マリーナS | 蓋が固い | 蓋がデコボコ |
見る人が見れば、シーリングの良し悪しや透明度の違いがあるのかもしれませんが、私が一番重視しているのは蓋です。
水槽が増えていくと、稚魚をミニプラケで飼育するわけで、そうなると必然的に水槽の上に置くわけです。ですから、蓋の頑丈さは超重要です。
ニッソーの蓋とか本当にペラペラなので気を付けてください。
フィルター
お勧めはスポンジフィルター
ノソブランキウス属は基本的に、水たまりに生息しており、流れが苦手なので、大前提としてエアー式フィルターか止水飼育の2択です。
※上記でフィルターが止まって、一日で水が白濁した話をしましたが、普段から止水飼育で環境を作ってやると、そのまま終生飼育できます。
エアー式なら、投げ込み式でもスポンジ式でもなんでもいいですが、お勧めはスポンジ式です。理由はメンテナンスが楽なことと、メダカの隠れ家になるからです。
スポンジフィルターの比較
こちらも使ったことがあるものだけですが、
シリーズ | 良い点 | 悪い点 |
---|---|---|
テトラ ツインブリラントフィルター | ・スポンジの目が細かい | ・吸盤がすぐへたる |
LSS研究所 Nanoスポンジフィルター LS−70 | ・吸盤が強い | ・スポンジの目が普通 |
ヤフオク!の安いスポンジフィルター | ・スポンジの目がとても粗い ・別途細プラパイプが必要 |
お勧めはテトラのツインブリラントフィルターです。スポンジの目が細かいですし、エアーチューブとの接続部分もきちんと作られています。
LSSのフィルターは細プラパイプに直接エアチューブをつなぐので少し面倒です。プラパイプを押し込みすぎるとエアーが出なくなりますし。
スポンジフィルターの上手な使い方
さて、上記のスポンジフィルターをS水槽にセットすると、パイプの長さが水槽上部ギリギリになります。「ギリギリなら水流も抑えられて丁度いいじゃん。」と思ったあなた。私も思いました。
しかし、上部ギリギリだと、水しぶきによって水槽の蓋に苔が発生するんです。ってことで、水量は水槽の8割くらいがお勧めです。
そのためにどうするかですが、パイプを半分に切ってしまいましょう。パイプカッターなるものが1000円切るくらいでありますから買ってください。これで、自分の思う高さに調整できます。
私は幼魚期に水量半分の水槽に移すので、かなり短くしています。
※余談ですが、水槽が増えてきたら、エアーの供給は小型ブロアーがおすすめです。
ヒーター
これは、特にお勧めはないですが、26度固定のオートヒーターが安いです。低温を好む種類だと、メダカ用やカメ用に低温オートヒーターがあります。
ただ、水槽の数だけヒーターが必要になるので、水槽の数が増えてくると別の方法を考える必要が出てきます。たとえば、エアコンで部屋全体を温度管理するとか、私のようにスタイロフォーム等でメタルラックを囲い、簡易温室を作成するとか。
最後に
最低限飼育に必要なものをまとめてみました。
本当はピートモスや便利グッズのこともまとめようと思ったのですが、文字が多くなってしまったので、別記事にまとめます。
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